ラブプラスSS
ハンマーで殴られたような衝撃だった。
頭は痺れて動かない。力を抜けば、そのまま体が崩れ落ちていきそうだ。
心に黒いものが溜まっている。それが酷く苦しい。
気付けば、屋上に来ていた。どうやって来たかなんてわかんない。呆然と歩いたのか、無我夢中で走ってきたのかさえ。
ただ、一つわかること。それは・・・あいつが、他の女と笑いあっていた、ただそれだけだった。
子猫の涙
せっかく屋上に来てしまったのだ、どうせだから深呼吸でもしよう。少しは気分も落ち着くかもしれない。大きく息を吸い込んで、肺の奥、澱んだ心ごと吐き出してしまえと、息を吐く。
けれど、吐き出せたのは空しさだけ。心の澱みは沈殿して、より奥のほうに沈んだように感じる。
こんなに他人に左右される事なんて、無いと思っていた。リンコはいつでも一人で、それで勝ち続けてやろうと思ってた。なのに・・・。
なのに、あいつが他の女と笑っている、たったそれだけの事で、こんなにも心が揺れている。
これは、以前に似たような経験がある。それは父親が、新しい母と弟を連れてきた、あの時の気持ちに良く似てる。
あいつのおかげで和解・・・といえるかどうか分からないけど、とにかく今なら分かる。あれは嫉妬だ。子供っぽい嫉妬心で、新しい母も弟も傷つけていたのだろう。それをようやく理解した。
なら、今の気持ちも嫉妬なんだろうか?
いや、少し違う。そんな気がする。
あの時よりも胸がチリチリする。あの時よりも心が沈んでる気がする。頭の中は真っ白で、なのに心は真っ黒に染まってる、そんな感じ。
あいつは変な奴だ。一人きりのリンコに近寄って、リンコが嫌がっても詰っても、嫌な顔しないで傍にいた。
あいつは変な・・・それでいて優しい奴だ。
あいつに対する感情、その正体は実をいえば気付いてる。リンコはそれほど子供じゃない。
だからだろうか、あいつが別の女と笑いあってる、ただそれだけでこんなにも心が揺れるのは。
あいつに会いに行こうと降りた階段の先に、あいつがいた。そこで見てしまったのだ。あいつが同い年ぐらいの女の子と楽しそうに喋ってるのを。
相手の女は可愛かった。頭にリボンをしていて、見るからに清楚でお上品で。同性の視点からでもスタイルもいい。・・・すべてがリンコと真逆な、女の子らしい可愛い娘だった。
私はがさつで、乱暴で。こんな娘の事、あいつが好きになるわけが無い。そう思うと、気持ちはより沈んだ。
あんなのがあいつのタイプだったら、どうしよう。そんな思いに囚われる。すべてが逆な子に、勝てるわけが無い。
どうしよう、嫌だ。どうしようもなく嫌だ。あいつに好かれないなんて、絶対嫌だ。
気付くと、涙が流れてた。
涙に気付いて、止めようと手で顔を拭くと、なぜだかより悲しくなってきた。
「ヒッ、ヒグ・・・ウウ、クッ・・・」
遂には嗚咽までこぼれだす。止まらない。止められない。意識すればするほど悲しくなった・・・涙が止まらなくなった。
思い出せば、こんな風に屋上で泣いてる時にあいつはやってきた事があった。思った以上にリンコは泣き虫なのかもしれない。でもあいつなら、それでいいと言ってくれる、そんな気がする。
あいつは、リンコの味方だと言ってくれた。リンコの、唯一の味方だ。その人に嫌われたくない。唯一の味方に傍にいて欲しい・・・。
お願い、傍にいて。それだけでいい。それ以上は望まない。
涙は未だに溢れている。黒く沈んだ心も、未だ沈殿している。そのまま足の裏まで落ちて地面に溶けてしまえばいい。
そうすれば、もう少し素直に慣れるかもしれない。そうすれば、あいつもリンコの事好きになってくれるかもしれない。
ならば、涙は出し切ってしまおう。気持ちが晴れるまで。もっと素直になれるまで。そしてその時は。
リンコの味方のまま、傍にいてもらえるように。
end
頭は痺れて動かない。力を抜けば、そのまま体が崩れ落ちていきそうだ。
心に黒いものが溜まっている。それが酷く苦しい。
気付けば、屋上に来ていた。どうやって来たかなんてわかんない。呆然と歩いたのか、無我夢中で走ってきたのかさえ。
ただ、一つわかること。それは・・・あいつが、他の女と笑いあっていた、ただそれだけだった。
子猫の涙
せっかく屋上に来てしまったのだ、どうせだから深呼吸でもしよう。少しは気分も落ち着くかもしれない。大きく息を吸い込んで、肺の奥、澱んだ心ごと吐き出してしまえと、息を吐く。
けれど、吐き出せたのは空しさだけ。心の澱みは沈殿して、より奥のほうに沈んだように感じる。
こんなに他人に左右される事なんて、無いと思っていた。リンコはいつでも一人で、それで勝ち続けてやろうと思ってた。なのに・・・。
なのに、あいつが他の女と笑っている、たったそれだけの事で、こんなにも心が揺れている。
これは、以前に似たような経験がある。それは父親が、新しい母と弟を連れてきた、あの時の気持ちに良く似てる。
あいつのおかげで和解・・・といえるかどうか分からないけど、とにかく今なら分かる。あれは嫉妬だ。子供っぽい嫉妬心で、新しい母も弟も傷つけていたのだろう。それをようやく理解した。
なら、今の気持ちも嫉妬なんだろうか?
いや、少し違う。そんな気がする。
あの時よりも胸がチリチリする。あの時よりも心が沈んでる気がする。頭の中は真っ白で、なのに心は真っ黒に染まってる、そんな感じ。
あいつは変な奴だ。一人きりのリンコに近寄って、リンコが嫌がっても詰っても、嫌な顔しないで傍にいた。
あいつは変な・・・それでいて優しい奴だ。
あいつに対する感情、その正体は実をいえば気付いてる。リンコはそれほど子供じゃない。
だからだろうか、あいつが別の女と笑いあってる、ただそれだけでこんなにも心が揺れるのは。
あいつに会いに行こうと降りた階段の先に、あいつがいた。そこで見てしまったのだ。あいつが同い年ぐらいの女の子と楽しそうに喋ってるのを。
相手の女は可愛かった。頭にリボンをしていて、見るからに清楚でお上品で。同性の視点からでもスタイルもいい。・・・すべてがリンコと真逆な、女の子らしい可愛い娘だった。
私はがさつで、乱暴で。こんな娘の事、あいつが好きになるわけが無い。そう思うと、気持ちはより沈んだ。
あんなのがあいつのタイプだったら、どうしよう。そんな思いに囚われる。すべてが逆な子に、勝てるわけが無い。
どうしよう、嫌だ。どうしようもなく嫌だ。あいつに好かれないなんて、絶対嫌だ。
気付くと、涙が流れてた。
涙に気付いて、止めようと手で顔を拭くと、なぜだかより悲しくなってきた。
「ヒッ、ヒグ・・・ウウ、クッ・・・」
遂には嗚咽までこぼれだす。止まらない。止められない。意識すればするほど悲しくなった・・・涙が止まらなくなった。
思い出せば、こんな風に屋上で泣いてる時にあいつはやってきた事があった。思った以上にリンコは泣き虫なのかもしれない。でもあいつなら、それでいいと言ってくれる、そんな気がする。
あいつは、リンコの味方だと言ってくれた。リンコの、唯一の味方だ。その人に嫌われたくない。唯一の味方に傍にいて欲しい・・・。
お願い、傍にいて。それだけでいい。それ以上は望まない。
涙は未だに溢れている。黒く沈んだ心も、未だ沈殿している。そのまま足の裏まで落ちて地面に溶けてしまえばいい。
そうすれば、もう少し素直に慣れるかもしれない。そうすれば、あいつもリンコの事好きになってくれるかもしれない。
ならば、涙は出し切ってしまおう。気持ちが晴れるまで。もっと素直になれるまで。そしてその時は。
リンコの味方のまま、傍にいてもらえるように。
end
お知らせ
日記はこっち↓
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=22470878
ここはumeの創作物upや、色んな作品考察の不定期更新用とします
日記をmixiで公開中
是非炎上させてください
すみません、嘘です
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=22470878
ここはumeの創作物upや、色んな作品考察の不定期更新用とします
日記をmixiで公開中
是非炎上させてください
すみません、嘘です
にはは
完☆全☆放☆置
でしたね
すいません
コミック1以降、ちょいと大阪に行ったり
リア充チックな事したりと
少し更新が滞ってしまいました
まぁ、僕は大体こんなもんです
とりあえずは兼ねてより言っていたmixiとの完全連動か完全移行を考えてます
ぶっちゃけブログよりmixiの方が更新が楽・・・
ただ、ブログで読み物を創作しようかと思いました、今
出来たら発表しますね
まずは二次創作かなぁ・・・、楽だし・・・
でしたね
すいません
コミック1以降、ちょいと大阪に行ったり
リア充チックな事したりと
少し更新が滞ってしまいました
まぁ、僕は大体こんなもんです
とりあえずは兼ねてより言っていたmixiとの完全連動か完全移行を考えてます
ぶっちゃけブログよりmixiの方が更新が楽・・・
ただ、ブログで読み物を創作しようかと思いました、今
出来たら発表しますね
まずは二次創作かなぁ・・・、楽だし・・・
コミック1についてとか
さて、来週に控えました『コミック1』
新刊一冊とコピー本がでる予定みたいです
umeとしては久しぶりにぶっぱ絵以外のイラスト描きました
ぶっちゃけ、コピー本のイラストの方が個人的にはよく描けた気がするのは秘密です
というか、少し内輪な話をするとですね
血色蜜柑をスタートした当初は庵ズ=漫画担当、ume=小説担当
というスタイルで初めたんですが、ぶっちゃけ、お客さんのニーズ的に小説いらねーんじゃねーか
と思い始めたのがきっかけで、小説をフェードアウトさせて
内輪でうけていたぶっぱ絵で済ます形が多くなった、という背景があります
個人的には、小説は小説として、別な形で発表できたらなぁ、と思っています
漫画やイラストを中心とした本の中に小説入れても、邪魔になるだけでは? と考えてしうんですね
一回だけ、イラストを本に載せた事もあるんですが、これも個人的に「うまい絵じゃないと邪魔になるよなぁ」と思って、その後描かなくなってました
で、今回
絵、上手くなってません
下手すると、ここ数年描いてないので退化してる気がします
まぁ、今回のイベント参加の目標はチャレンジ、という側面があるので
買われる方がこれを見ていたら、多めに見てやってください
夏コミまでに、少しでも見れる絵にしときたいなぁ・・・
新刊一冊とコピー本がでる予定みたいです
umeとしては久しぶりにぶっぱ絵以外のイラスト描きました
ぶっちゃけ、コピー本のイラストの方が個人的にはよく描けた気がするのは秘密です
というか、少し内輪な話をするとですね
血色蜜柑をスタートした当初は庵ズ=漫画担当、ume=小説担当
というスタイルで初めたんですが、ぶっちゃけ、お客さんのニーズ的に小説いらねーんじゃねーか
と思い始めたのがきっかけで、小説をフェードアウトさせて
内輪でうけていたぶっぱ絵で済ます形が多くなった、という背景があります
個人的には、小説は小説として、別な形で発表できたらなぁ、と思っています
漫画やイラストを中心とした本の中に小説入れても、邪魔になるだけでは? と考えてしうんですね
一回だけ、イラストを本に載せた事もあるんですが、これも個人的に「うまい絵じゃないと邪魔になるよなぁ」と思って、その後描かなくなってました
で、今回
絵、上手くなってません
下手すると、ここ数年描いてないので退化してる気がします
まぁ、今回のイベント参加の目標はチャレンジ、という側面があるので
買われる方がこれを見ていたら、多めに見てやってください
夏コミまでに、少しでも見れる絵にしときたいなぁ・・・
ククククウガァ!
今日のお買い物でこんなの買いました

ちょっとくすぐったいぞ!
龍騎とクウガのファイナルフォームライドです
カードショップにバラで売ってたので購入
こんな出来が微妙なフィギュアなんぞ買うか!!(付属でカードがついてきます)
「カード購入拒否」のギアスがかかってる俺としては
久々にカード集めのためにカードショップに行ったりしてます
これはカードゲーム用じゃなくて玩具用だから、ギアス適用外です
そんでもう一枚

クウガと龍騎の世界での俺の役割は終わったらしい・・・
アタックライド系は置いといて、とりあえずクウガと龍騎は揃った
出来れば、各世界のファイナルフォームライドとファイナルアタックライドは欲しいなぁ・・・
あとディディディディケイドが欲しい!
どこにも無い!!
つ
買わねーよ!!

ちょっとくすぐったいぞ!
龍騎とクウガのファイナルフォームライドです
カードショップにバラで売ってたので購入
こんな出来が微妙なフィギュアなんぞ買うか!!(付属でカードがついてきます)
「カード購入拒否」のギアスがかかってる俺としては
久々にカード集めのためにカードショップに行ったりしてます
これはカードゲーム用じゃなくて玩具用だから、ギアス適用外です
そんでもう一枚

クウガと龍騎の世界での俺の役割は終わったらしい・・・
アタックライド系は置いといて、とりあえずクウガと龍騎は揃った
出来れば、各世界のファイナルフォームライドとファイナルアタックライドは欲しいなぁ・・・
あとディディディディケイドが欲しい!
どこにも無い!!
つ
![]() | 仮面ライダーディケイド FFR00 仮面ライダーディケイド (2009/02/28) 不明 商品詳細を見る |
買わねーよ!!





